- ほうれん草 緑黄色野菜の代表、ほうれん草は周年販売されていますが、本来の旬は11月~3月の寒い時期です。色が濃く甘みも増しています。この時期に収穫されたものは糖度や栄養価も高くなります。根に糖分を蓄えるので、茎の部分も甘くなります。しかしかつては冬野菜の代名詞でしたが、品種の改良やハウスなどの施設栽培で、今は夏でも収穫できるようになりました。ほうれん草にはえぐみの原因となるシュウ酸が含まれていますが水溶性なので熱湯で短時間ゆでて冷やすとアクが減少します。
- ほうれん草
- 赤カブ 「赤かぶ」は皮が赤~赤紫色をしたかぶの総称です。皮の上部だけが赤いものや、全体が濃い紅色のもの、葉まで赤く染まるものなど沢山の種類があります。形も扁球形や円錐形、勾玉状になっているものなど多彩です。果肉は基本的に白色で、中にはうっすらと赤味が入るものもあります。浅漬けなどにすると赤が鮮やかに映え、コリコリした食感もありとても美味しいです。また、スライスやくし切りなどにしてサラダに加えても美味しいです。なお皮の紅色はアントシアニンによるものです。
- 赤カブ
- 春菊 春菊は、冬の代表的な緑黄色野菜。春に黄色の花を咲かせ菊に似ているため春菊という名前がついています。独特の香りがあり、アクが少なく下ゆでが不要なので調理の手間が省けます。春菊は牛肉の独特の臭みを消すことができるので、すき焼きには最適です。鍋物のほか天ぷらにすると、高温で短時間で揚げるだけでクセがやわらぎます。11月~3月が旬であり旬の時期は葉がやわらかいので、生のままドレッシングや酢みそで食べても美味しいです。
- 春菊
- 玉ねぎ 皮が薄茶色の一般的な玉ねぎ、全国で栽培され旬は特に無く通年いい状態で手に入ります。収穫後に1ヶ月間風干しして、皮を乾かしてから出荷されるため保存性が高く日持ちがします。玉ねぎはさまざまな料理に使える万能野菜です。生なら辛みと香りでアクセントになり、加熱すると甘さと深みを与えてくれます。玉ねぎは料理の主役よりも、引き立て役として活躍することが多いですが、あらゆる料理に利用されるため、私たちの食生活にとって重要な野菜です。
- 玉ねぎ
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11月のオススメ野菜
☆ほうれん草
☆赤カブ
☆春菊
☆玉ねぎ
ぜひご賞味ください